ItemLouis Vuitton
ールイ ヴィトン

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フランスを代表するラグジュアリーブランドのひとつ。
1854年、フランスのマルティエ(スーツケース職人)であるルイ・ヴィトンが創始した世界最初の旅行鞄のアトリエ、後にアパレルも展開するファッションブランドとなる。
輸送機関の発展、成長に注目し、従来の蓋の丸いトランクから、積み上げることが簡単な平らな蓋を持つトランクを考案。革より軽い防水加工を施したグレーの無地コットン素材「グリ・トリアノン・キャンバス」を使用して作ったトランクは評判となり、ナポレオン3世の皇妃ユージェニーが旅行用衣装ケースとして発注し、名声を得る。
トランクの上から布地を貼るというルイの技法は賢明であったが、容易にコピー商品が出回ることとなり、1872年、ルイは別の布地を使うようになった。この布地は、「Striped Canvas」として知られているベージュと赤の2色で色づけされた布地である。しかし、これもすぐにコピー商品が出回ることとなった。
1888年、ジョルジュが模倣品防止のため、ベージュと茶褐色のチェス盤にルイ・ヴィトンの銘が入った「ダミエ・ライン」と呼ばれるデザインを考案。1889年のパリ万国博覧会で、ルイ・ヴィトン社に金賞をもたらした。しかし、商標登録もされていたにもかかわらず、またコピー商品が出回ることとなった。現在は白と灰色の「ダミエアズール・ライン」、黒を基調とした「ダミエグラフィット・ライン」もある。
1896年、ダミエの模倣品が出回ってきたことから、ヴィトン社はそのトレードマークとなる布地を新たに発表した。モノグラム・ラインと呼ばれることになるその模様は、様々なシンボルと共にルイ・ヴィトンを示す「LV」というマークが描かれている。
この2代目のジョルジョ・ヴィトンが考案したモノグラムは、「L」を「V」と花と星を組み合わせたもので、当時流行していたジャポニズムの影響下にあったヨーロッパで、ジョルジュが日本の家紋などからインスピレーションを受けて生まれたといわれている。
現在では、バッグの分野も伝統を重視しつつ次々に改革をはじめ、1998年ダミエ・ラインが定番商品として復活した。その他にも、アーティストとのコラボレーションなど、さまざまな挑戦を続けている